~立竹木について(その4)~

税理士・不動産鑑定士の説田です。

今週も税理士法人BLUEのホームページにご訪問くださいましてありがとうございます。

今週も引き続き「立竹木」がテーマです。

(地利級)

≪森林の主要樹種の立木の評価≫又は≪森林の主要樹種以外の立木の評価≫の定めにより立木の評価を行う場合における地利級の判定は、原則として、次に掲げる地利級判定表によって行う。

(昭41直資3-19・昭45直資3-13・平5課評2-7外・平14課評2-2外改正)

(距離単位はキロメートル)

(森林の立木以外の立木の評価)

森林の立木以外の立木(庭園にある立木を除く。)の価額は、売買実例価額、精通者意見価格等を参酌して評価する。

(昭41直資3-19・平20課評2-5外改正)

(保安林等の立木の評価)

森林法その他の法令に基づき伐採の禁止又は制限を受ける立木(次項の定めにより評価するものを除く。)の価額は、(森林の主要樹種の立木の評価)、(森林の主要樹種以外の立木の評価)又は前項の定めにより評価した価額から、その価額に、それらの法令に基づき定められた伐採関係の区分に従い、それぞれ次に掲げる割合を乗じて計算した金額を控除した価額によって評価する。

(平元直評20外・平16課評2-7外改正)

法律に基づき定められた控除割合
伐採関係の区分
一部皆伐0.3
択伐0.5
単木選伐0.7
禁伐0.8

海岸沿いの土地の評価において保安林は実務で取り上げる事は結構あります。農地や宅地を保護する防砂林的役割を持つ山林等もあります。地域によっては希かと思いますが、基礎知識として捉えて行きたいと思います。

(特別緑地保全地区内にある立木の評価)

特別緑地保全地区内にある立木(林業を営むために伐採が認められる立木を除く。)の価額は、((森林の主要樹種の立木の評価))、((森林の主要樹種以外の立木の評価))又は((森林の立木以外の立木の評価))の定めにより評価した価額から、その価額に100分の80を乗じて計算した金額を控除した金額によって評価する。

(平16課評2-7外追加、平17課評2-11外改正)

来週も引き続きよろしくお願いします。

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